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 あっという間に「東京」の演奏が終わると、続いては最新作「6月のタイムマシーン」。
 イントロで山岸氏、「今晩はロックバンド、ウラニーノと申します!」。
 サビで盛り上がる、あの幸せなメロディーが会場の手拍子と一体となっていました。自然に体も動きます。


『愛おしくて……』で落とされた照明、綺麗!

 続いては照明が一転して、あの見覚えのある[[穴の中からの光]]へ。Dr.小倉氏が静かに刻むリズムを背後に、山岸氏MC、
 「渋谷の皆様に一曲ラブソングを持ってきました。ただし、その主人公は一輪の花と、一匹の、もぐら……「花ともぐら」という曲を歌います。」



 前の2曲とは変わり、抑えた様子でじっくりと聴かせるように演奏が進みます。



 さて、ここで演奏が止まり、山岸氏MC。
「にせんななねん、じゅうにがつにじゅーにんち……。ようこそお越し頂きましたロックバンド・ウラニーノと申します!」
 拍手。
「心配されていた動員に関して……なのですが……大方の予想に反してまして、と申しますか、一階席、ソールドアウト致しました!(会場、拍手)まぁソールドアウトの割にはちらほら空いてますけどね……」
 と、早速山岸節が炸裂。
「まぁね、急に、おなか痛くなっちゃったとかね……」



 「今回、ここを手売りで埋めようという、本当に無謀な企画で……終盤僕らも多少はその、ゴーインな方法を使ったりしまして、もしかしたらこの中には、ちょっと状況を掴めないままここに居る人もいるかもしれない……」
 で笑いを取った後、
 「初対面で僕らにものすごい敵意を抱いている人もいるんじゃないかと思って……」
 の部分では、それに呼応するように、会場から包み込むような温かい拍手が起こりました。しかし、それでもまだ心配な山岸氏、改めて、
 「あの、どうもウラニーノと申します、初めまして」
 というご挨拶がありました。

 「あとね、えっと、これだけは言っておきたいんですけれども、今回、ウラニーノ大丈夫かと散々心配されて、10月ぐらいから僕らがここで華々しく散って解散するんじゃないかという噂が……」
 びええええっw
「先週ぐらいに友達からメールで、『22日の解散ライブ見に行くよ』って……これからのバンドですので!解散はしません!たぶんしません!」



「どんな状況で皆さんが来られたにしろ、僕たちはもう、せいっぱい、歌って踊って、踊りはしないけれど……、歌って帰りますので、初めてC.C.レモン、初めての!C.C.レモンワンマン、どうぞ最後までお楽しみください!」


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