bariafree3

構想一年、制作期間二日（笑）。文化祭に間に合わせるために、凝って作る暇が無かった・・・
↓資料です。文化祭のときに印刷して配ったものと同じです。
ADHD
自己コントロールに関する障害です。不注意で落ち着きが無く、思いつきは何でも直ぐに実行してしまいます。これらが非常にあからさまで、その年齢や知性に相当しないくらい出来ていないと、ADHDと診断されます。
おもな症状は

　・飽きっぽく、続かない。
　・順番や待ち時間など、いろんなことで待てない
　・物事に関して忘れっぽい
　・ケアレスミスが目立つ
　・忘れ物が多い
　・ちょっとしたことで、すぐに気が散る
　・いつも落ち着きが無い
　・整理整頓が苦手
　・毎日注意されるのにやっぱりできない

です。
これらがほとんどすべて当てはまらなければ、ADHDと診断できません。

日本人口の3％・・・400万人近くが潜在患者として該当します。
また、三分の二ほどの方が、思春期になってもADHDの症状がなかなか改善されません。
男子のほうが女子よりも圧倒的に多いです。
アメリカでは児童の20人に１人が潜在患者と言われるほどたくさんいます。

自分が興味のあることには物凄い集中力を発揮できますが、興味のないことにはまるで集中力がありません。
今ここで我慢すればもっとイイコトが待っている・・・のに、その我慢が出来ません。
年齢がたつにつれ衝動性（思いつきをすぐ行動に移す→じっとしていられない）は治まっていく傾向が多いようですが、大人になっても不注意が改善されず、社会に溶け込めない人がたくさんいます。
また、ADHDは生まれつきであるのに、親の育て方を問題視され、苦しむ親もいます。
ごくごく・・・ごくごく稀に、家庭環境によりADHDに似た症状を持つ子もいるようです。
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高機能自閉症
その名の通り、知力、言語力、運動力は通常どおりの能力を持つ自閉症のことです。
後に出てくるアスペルガー症候群が、幼児期に発達の目立った遅れが無かったのに対し、高機能自閉症は逆に、幼児期自閉症的症状を示した人が、成長するにつれて地の部分が改善されていったものと考えるとわかりやすいです。
少々言葉の発達が遅れていることが多いようですが、手先の器用さ、暗記力、計算力、視覚的な情報の処理などで、他の人よりも大変優れていることが多いようです。
自閉的な症状（社会性などが欠けている）ははっきりと現れますが、通常特別な教育を受けることは少ないようです。自閉症の方の半分以上はこちらに該当します。
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アスペルガー症候群
コミュニケーションが苦手なので社会的に孤立してしまったり、いじめを受け、不登校になったりする子が多い発達障害です。非常に風変わりで、対人関係が不器用、興味や活動の幅が狭く、独特のイントネーションや言葉遣い、不器用で神経過敏もしくは鈍感、かなりの確率でADHDに似た症状を持つ・・・アスペルガー症候群の特徴です。
おもな症状は

　・まわりをあまり気にしない
　・場の空気が読めない
　・相手の気持ちが読めない
　・好きなことは異常なほど詳しい
　・話し方が一方的、まとまりがない、唐突、表現の繰り返しが目立つ
　・抑揚がおかしい、しゃべり方が独特、声の大きさが調節できない
　・揚げ足をとったり、細かい表現にこだわる
　・五感が過敏すぎる、または鈍感すぎる、不器用なため運動が苦手
　・アイコンタクトや、表情がとぼしく、奇妙な身振りをする
　・あらゆることにネガティブになりやすく、被害的なとらえ方をしたり、すぐに落ち込んだりする

です。
まわりをあまり気にすることが出来ないため、場の空気が読めず、一方的に話をしたりします。話し方も一方的でまとまりがなく、唐突だったり、相手の揚げ足をよく取ったりします。好きなことは異常なほど詳しいです。
また、あらゆることにネガティブになりやすく、被害的なとらえ方をしたり、すぐに落ち込んだりしますが、それが顔に表れにくいので周囲から理解を得ることがますます難しくなってきます。

今の児童の200～300人に1人はいるとされており、また、年々割合が増えつつあるようです。
かなりの確率でADHDに似た症状も示します。
大人になってもほとんどの人が症状を引きずるので、さらに社会に溶け込みにくくなっていってしまいます。
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